STLIFE GROUP

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ST LIFE STORY

希望は、ひとを幸せにする力。
日々を楽しみ、明日もきっと素晴らしいと信じる力。
私たちは希望という力を、誰よりも信じる企業です。
なぜなら、私たちもまた、
地域の人々から与えられた大きな希望に支えられ、
歩んできた歴史があるからです。

沢田工務店の創業者・澤田貞市は、少年時代に両親を失いました。
しかし、同じ長屋で暮らす人たちに面倒をみてもらいながら、独り立ちすることができた、という逸話があります。
周囲の人々に愛情を注がれ、人生と未来に希望を見出すことで、逆境を跳ね返し、自ら起業に至るまでに、強く前向きに生きていくことができたのです。

「地域への恩返し」

創業者が常々口にしていた言葉です。

育ててくれた恩。愛を注いでくれた恩。未来を見せてくれた恩を、この土地で生きる人々へ返していくこと。私たちの事業の意義はここにあります。
これは、世代が変わろうとも色褪せることのない沢田のDNA。「沢田」の名のもとに集まった社員すべての力の源泉とも言えます。

1960年の創業以来、60年以上に亘って愛知県半田市に根ざし、建築工事業を通して地域の繁栄に貢献してきた私たち。
建物を建てる「ものづくりの力」で、住まいや工場、商業施設で地域を満たす。そうすることで地域を活性化させていった時代もありました。

時は流れ、現在。

日本の人口の約50%が3大都市圏に集まり、もう50%はその他の地方に分散して暮らしている時代です。
人口が大きい都会には活気があり、半田市をはじめとした地方都市には、閉塞感が漂っている。地方格差という言葉とともに、そんなイメージで語られることも多くなりました。

そんな気運を、私たちのビジネスで振り払うことはできないか。
都会と地方。それは幸せの大きさを区別するものではなく、地方ならではの幸せや楽しさをつくることはできないか。
かつて創業者が、周囲の人々に未来の希望を見せてもらったように。
地域で生きる人々が、未来に期待を持てるように。

「ものづくり」から
「ことづくり」へ。

利便を満たす「ものをつくる」の価値を超え、感情を満たす「ことを起こす」価値を提供しなくてはなりません。

商業施設なら、一過性の利益だけにとらわれるのではなく、地域の人々に長く愛され、賑わい、地域の経済を潤わせるものへ。

住居案内なら、長い将来の人生設計を見据えたご案内へ。

ヘルスケアなら、健康的な長い人生を見据えたサービスへ。

今と同時に、未来も見据えた、長期的な目線を持った繁栄を目指す。そうして、末永く、豊かな、幸せをつくること。

今日の喜びが生まれることで、この先にある明日は、もっと素晴らしいと期待できる。
人生のこの先が楽しみになる気持ちを、私たちが関わる人々の心に湧き起こす。
それが、これからの私たちが真に提供すべき価値の本質。
人を幸せにする力、希望です。

そして、希望が人々の日常の一部となり、人生を貫くものとなり、やがて、生活と人生、そして未来を、心から楽しむ人々であふれる地域になっていく。

これが、私たちが望むこの街の未来。
地域への恩返しの「かたち」です。