愛すべきバカなひとたち

Tさんとは同期入社で、入社当時は同じ現場監督として働いていました。困った時にはお互い助け合う仲であり、良きライバルでもあります。入社して20年経った今でもそんな感情を持っていられるのは、沢田工務店の社風もありますがTさんの人柄のおかげかなと思います。
インタビューにも書いてありますが、Tさんは昔から建物の見えない部分へのこだわりが強く「見えない部分の納まりに手を抜くと後に不具合がでる、建物の寿命に関わる大切な部分だから仕上がりに見えなくても手を抜かない」と昔からよく言っていました。Tさんのそんな姿に僕自身も影響を受けたりしています。
それは自身のモノ造りに対する信念と、お客様を想う気持ちから出る愛情の言葉だと私は思っています。
今では僕が部署を移動し、違う部門ではありますが、これからも切磋琢磨する良い関係を続けていけたらと思います。

Tさんと仕事をしていて、よく感じるのは「プロフェッショナル」ですね。一緒に働いていると「良い建物をつくる」という信念を感じることがすごく多いです。それってお客様にも伝わるみたいで、工事が始まってしばらくすると、お客様のTさんへの信頼がぐんぐん上がっていくのをはっきり感じられます。口数は多くないのに、営業や設計よりも厚い信頼を受けていて、たまに嫉妬します (笑)。
施工管理って名前からイメージしづらいかもしれませんけど、設計士やお客様と協力して良い建物をつくりあげるっていう創造的な側面が大きいんです。Tさんとは工事をすすめるなかでも「こうしたらもっと良くならない？」っていうやりとりをたくさんしますね。設計が理想に走りすぎてしまう場面では、リアリティをもって考えてくれて、ものづくりのバランス感覚もすごく良いです。
安心して現場を任せられるプロフェッショナルです。同世代ながらちょっと尊敬していますし、一緒に働いていて楽しいですね。